JISS式 ┃アスリート推奨

JISS式で基礎代謝量を計算する自動ツールのバナー
自動計算ツール「JISSの式」

「筋肉量が多いアスリートが、自分の体を正しく知るための計算ツール」

JISS式┃徐脂肪体重ベースの推定式

除脂肪体重 × 28.5 kcal で基礎代謝量を計算し、活動係数(トレーニング係数)をかけて推定必要エネルギー量を算出します。筋肉量が多い(体脂肪率が低い)方の場合は、アスリートに限らずこちらの計算式がおすすめです。

除脂肪体重:48.0 kg

✅ 基礎代謝量
  1368 kcal /日

✅ 推定必要エネルギー量
  2052 kcal /日

※除脂肪体重(LBW)とは、体脂肪を除いた体の重さのことを指します。
  計算式:除脂肪体重 = 体重 × (1 − 体脂肪率 ÷ 100)
※計算結果はあくまでも目安です。体調や個人差によって異なる場合があります。

アスリートにおけるエネルギー必要量の算出

なぜJISS式を選ぶのか

一般的な計算式(ハリス・ベネディクトの式など)は、主に性別・年齢・身長・体重を用いますが、これでは筋肉量が多く体脂肪が少ないアスリートの場合、基礎代謝量を過小評価してしまうケースが多々あります。

本ツールである「JISS式」は、除脂肪体重(筋肉や骨の重さ)をベースに算出します。筋肉は脂肪よりも代謝が活発な組織であるため、身体を鍛えている方にとって、より「実態に近いエネルギー量」を知るための指標となります。

JISS式による基礎代謝量の計算式と具体例

体脂肪率から除脂肪体重を算出し、そこに「28.5kcal」をかけることで基礎代謝量を求める仕組みになっています。さらに、日常の活動量に応じた「活動係数(PAL)」をかけることで、1日に必要なおおよそのエネルギー量(推定必要エネルギー量)を計算できます。

特にこの方法は、筋肉は脂肪よりも消費エネルギーが多く基礎代謝が高くなる傾向を加味しています。スポーツをしている人や、身体を引き締めたいと考えている人にとって、より実態に近いエネルギー量を知ることができます。

また、基礎代謝や必要エネルギー量を知ることは、健康的な食事管理や体重調整を行う上で非常に重要です。このツールを活用することで、目標に合わせたエネルギー計画を立てやすくなります。表示される数値はあくまで目安ですが、日々の健康管理に役立つ有益な指標となるかと思います。

● JISS式の基本計算式
  基礎代謝量(BMR) = 除脂肪体重(kg) × 28.5 kcal
   ※ 除脂肪体重 = 体重(kg) ×(1 − 体脂肪率 ÷ 100)

例)体重:60kg
  体脂肪率:20% の場合
  ① 除脂肪体重 = 60 × (1 – 0.20) = 48.0 kg
  ② 基礎代謝量 = 48.0 × 28.5 = 1,368 kcal
 ※この基礎代謝量に、トレーニング強度に合わせた「活動係数」を掛けることで、1日に必要な総エネルギー量が算出されます。

入力項目について

体重(kg)
体重は、除脂肪体重(筋肉や骨など、体脂肪を除いた重さ)を計算するための基本となります。体重が正しくないと、そこから先の計算もすべてズレてしまうので、なるべく正確に入力しましょう。

体脂肪率(%)
体脂肪率は、体のうちどれくらいが脂肪でできているかを示す数値です。JISS式では、体脂肪率を使って体重から脂肪の重さを引き、除脂肪体重を求めます。体脂肪率は、家庭用の体組成計や、ジムなどで測定することができます。

活動係数(1.3~3.0)
これは1日の運動量や活動レベルを表す数値で、「どれくらい体を動かしているか」によって決まります。例えば、デスクワーク中心で運動をあまりしない人は「1.3」程度、部活動などで毎日運動している人は「1.7〜2.0」、アスリート並みにトレーニングしている場合は「2.0〜3.0」となります。この係数を基礎代謝にかけることで、1日に必要なおおよそのエネルギー量がわかります。
※ 迷った場合は、まずは低めの数値(1.5〜1.7)から設定し、1〜2週間後の体重変化を見て調整するのが、現場で行うコンディショニングの基本です。

JISS式に影響する「体脂肪率」測定の注意点

正確な数値を出すためには、入力する「体脂肪率」の精度が重要です。家庭用体組成計の数値は体内の水分量に左右されやすいため、以下のポイントを意識してください。

  • 測定タイミングを固定する: 「朝一番・排尿後・朝食前」が最も安定します。

検査結果の見方

計算結果として以下が表示されます。
●基礎代謝量(kcal /日)
 1日の安静時消費エネルギー。
●推定必要エネルギー量(kcal /日)
 活動レベルに応じた、1日の総消費エネルギー量の目安。

検査結果として表示される「基礎代謝量」と「推定必要エネルギー量」は、それぞれ異なる意味を持ちます。まず、基礎代謝量とは、何もせず安静にしている状態でも消費されるエネルギー量のことです。呼吸や体温維持、心臓の動きなど、生命を維持するための最低限のエネルギー消費を示しています。

一方、推定必要エネルギー量は、基礎代謝量に日常の活動レベルを加味したもので、実際に1日に必要とされる総エネルギー量の目安です。活動レベルが高いほど、推定必要エネルギー量も増加します。

【具体例:2,500kcalと出た場合】 これは「3食+トレーニング前後の補食」でしっかり補う必要があるレベルです。ご飯1杯(150g=約230kcal)に換算すると、1日で約11杯分に相当します。単なる数字として見るのではなく、「自分の活動量に対して、これだけのエネルギーを確保できているか?」を確認する指標として活用してください。

結果はあくまで推定値であり、筋肉量や体脂肪率、生活習慣、健康状態によって個人差があります。そのため、数値を参考にしながらも、日々の体調や体重の変化を観察し、適切な食事や運動計画を立てることが大切です。
もし結果に不安や疑問がある場合は、医師や栄養士など専門家に相談することをおすすめします。

注意点・補足情報

● 本ツールの結果はあくまで推定値であり、個々の筋肉量・代謝・生活習慣により前後します。
● 医療目的での利用や、厳密な栄養管理には専門家の指導を受けてください。
● 厚生労働省が公表している基準に基づいており、日本人に適した推定式です。
● より個人に適した計算式や代謝モデルについては、以下のリンクをご参照ください
  → Harris-Benedict式 基礎代謝量の計算(医療者向け) 
  → 基礎代謝基準値┃日本人をベースにした基準値

よくある質問(FAQ)

Q. 基礎代謝と消費カロリーは違うの?
  A. 基礎代謝はあくまで「安静時の消費エネルギー」で、運動や生活活動によるエネルギーは含まれません。日常生活全体の消費カロリーは、運動量を加味した(活動係数を乗じた)「推定必要エネルギー量」で考えます。

Q. 活動係数とは?
  A. 日常の活動レベルに応じて、基礎代謝量に掛ける係数です。
    例:デスクワーク中心なら1.5、運動習慣がある人なら1.75〜2.0など。

Q. 結果が思ったより低いのですが?
  A. 筋肉量や体温、生活習慣によって実際の代謝は変動します。
    あくまで平均的な基準値に基づく推定値です。

スポーツ栄養士/管理栄養士からのひとこと

「数字」はあくまで指標であり、ゴールを決めるのは自分自身(顧客/アスリート)の「体感」です。この数値を基準にして、1週間後の体格やパフォーマンスがどう変化したかを観察することが最も重要です。算出されたデータを「日々の食事選択の根拠」に変えることで、あなたの身体やパフォーマンスが確実に変わります。

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